事故物件と聞くと多くの人はあまり良い気持ちはしないと思います。
俗にいう事故物件とは人が亡くなっている物件です。
事故物件は【告知事項あり】【精神的瑕疵あり】など募集資料に必ず記載があり、
不動産屋からお客さんへ説明をする義務があります。
知らずに住んでしまった、ということはまずないと思いますが、
事前に事故物件の知識を持っていることで上手に部屋探しをしましょう。
事故物件の良し悪しを知る
多くの人が事故物件には住みたくないと考えると思います。
しかし実は意外と気にならない人にとってはメリットが多いのです。
事故物件のメリット
あくまで霊的な要素が気にならない人にとってのメリットです。
なんといっても家賃が相場に比べて格段に安いです。
都心部では綺麗なマンションに通常の60〜70%ぐらいの家賃で住むことができます。
建物の共有部で人が亡くなった場合も建物全体事故物件になります。
共有部の場合は80〜90%ぐらいの家賃設定になっていることが多いです。
しかしこの共有部で人が亡くなった場合は告知義務がありません。
そんな物件はどのように見極めたらいいのでしょうか?
とにかく【大島てる】を見ろ
あなたは大島てるをご存知ですか?
大島てるとは事故物件の情報だけを集めたウェブサイトです。
【大島てる】
有名なサイトですのでご存知かもしれませんが、このサイトには全国の事故物件が掲載されています。
試しに今アナタが住んでいる部屋を検索してみてはいかがでしょうか…?
私も久しぶり見ましたが今住んでいるマレーシアどころか、
世界中の物件まで掲載されていてビックリしました((((;゚Д゚)))))))
事故?自殺?殺人?
どのような理由で事故物件になってしまったのかも大事です。
特に殺人だった場合は加害者と被害者の存在がありますので、
大島てるで詳細まで確認をしたほうがいいと思います。
室内か?共有部か?
例えば飛び降り自殺だった場合、告知事項は共有部になります。
室内の場合も居室なのか?浴室なのか?
大島てるには物件によって詳細まで記載があります。
不動産屋は管理会社から詳細を確認できる
事故物件の場合、不動産屋は告知の義務があるため、管理会社から詳細を聞くことができます。
私も初めは驚きましたが、管理会社に詳細をたずねると、
『自殺ですね。3年前に浴室で手首切って亡くなってます。』
とあっけらかんと教えてくれます。
もちろん個人情報は特定できません。
『一度人が住んでしまえば告知義務はなくなる』
…というウワサがあります。
これは正確に言うとウソです。
一応そのような法律はないです。
基本的に多くの管理会社が長期間告知を義務としています。
今の時代ネットで調べればすぐに事故物件かわかります。
隠していてあとでトラブルになるほうが管理会社としては面倒臭いので、
事故物件と理解して借りてくれる人のほうがありがたいのです。
事故物件というのはそんなに数があるわけではありません。
私も二度しか内見に行ったことがありません。
普通に探していればなかなか巡り会うことはないと思いますが、
あまりにも家賃が安かったりする場合は、不動産屋に確認したほうがいいかもしれません。
不安な場合は自分で大島てるを使ってみましょう。
【大島てるで調べる】
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