実際に内見で部屋を見にいくと、イメージが広がりワクワクしますよね。
ですが実際に住むとなると、そのワクワクがずっと続くわけではありません。
実際に住んでみたら生活しにくかった…と後悔しないよう、
内見時に押さえておきたいポイントをご紹介します。
できるだけ住んだあとのイメージを持つようにしよう
当たり前ですが内見時には家具などは一切なく、
自分が入居したあとのイメージがしにくいです。
一度入居したらそんなにすぐには引っ越すことはできないので、
現在の住環境と比べて内見をするようにしましょう。
入居後に気付きやすいポイントにも注意が必要
①スマホの電波確認
②持っている(購入予定の)家具の配置
③コンセントの場所と数
④テレビ線の場所
⑤ドアの開閉方向とデッドスペース
⑥洗濯物を干すスペース
⑦キッチンの利用可能スペース
⑧普段の生活目線で一度見てみる
⑨周りの音
⑩駅までは必ず歩く
①スマホの電波確認
いまどき電波がわるい物件は少ないですが、もし自分の部屋に携帯の電波が入らなかったら…
考えただけでゾッとしますね。
ですが、線路が近かったり、高速道路が近かったり、
立地条件によっては電波の入りがわるいことがあります。
ポータブルwifiを使う人はwifiの電波の入りももれなく確認しましょう。
②持っている(購入予定の)家具の配置
あたりまえですが内見時には家具は一切ありません。
体感として広く感じるかもしれませんが、家具が入ると一気に生活感が出ます。
そこで気をつけないといけないのが家具の配置です。
事前に今使っている大きな家具のサイズを測っておきましょう。
「家具が入るか?」「どこに配置するか?」
特に大きな家具は、建物の入り口から玄関や各部屋の入り口を、
通るかどうかしっかり確認をしましょう。
契約してから家具が入らず、家具を買い直し…なんてことにならないように気をつけましょう。
③コンセントの場所と数
コンセントの場所と数は非常に重要です。
家具の配置にも影響がでますので場所をしっかりチェックしましょう。
部屋の中心をタコ足配線が通るようなレイアウトは避けたいですよね。
④テレビ線の場所
テレビを持ってるかたは必ず確認しましょう。
基本的に部屋の配置の中心となるのは【ベッド】と【テレビ】です。
レイアウトのポイントになるので必ずチェックしましょう。
⑤ドアの開閉方向とデッドスペース
キッチンと部屋、廊下と部屋を仕切るとびらがある場合は、
必ずどちら側に開くのか確認しましょう。
特に1Kタイプの物件はとびらが部屋側に開くタイプのものが多いです。
ドアの開閉スペースには物が置けませんので、
そのデッドスペースがどれぐらいになるかイメージしておきましょう。
ロフトの階段なども注意が必要です。
⑥洗濯物を干すスペース
部屋干しなのか?ベランダがあるのか?
日当たりはどうか?屋根は付いているか?
浴室乾燥機がついている部屋は良いですが、
急な雨が降ったときなど洗濯物を干すスペースは大事です。
募集資料には意外と記載がないので、
実際に内見のときに確かめましょう。
⑦キッチンの利用可能スペース
冷蔵庫のサイズや配置場所はもちろん、
電子レンジや食器を置くスペースもイメージしましょう。
特に料理をする人はまな板を置くスペースを確認してください。
ひとり暮らし用の1Kやワンルームの物件は、
シンクとコンロの間にスペースがないキッチンがありますので注意してください。
⑧普段の生活目線で一度見てみる
あたりまえですが内見時は基本的に立って部屋の中を見渡します。
しかしアナタは家の中でずっと立っていることがありますか?
ソファーやダイニングに座っていたり、
たたみの部屋は床に直接座って生活すると思います。
実際の目線で部屋の中を見渡してみると、
住んでからのイメージがしやすくなるので非常におすすめです。
⑨周りの音
近隣住民の生活音だけでなく、外の音も大事です。
高速道路や大きな通りが近かったり、
線路や駅が近い場合はどれぐらいのレベルで気になるのか確認しておきましょう。
カーテンをつけると少しだけ集音効果がありますが、
振動なども含めて確認しておくと住み始めてから驚くことはないでしょう。
⑩駅までは必ず歩く
普段車で移動する人は飛ばしてください。
東京都内などは特に電車で移動する人が多いと思います。
内見のときは不動産屋が車を出してくれるので、
駅から物件まで歩かないことがよくあります。
募集資料に徒歩7分と書いてあっても、
自分で歩いてみないと実際の時間はわかりません。
また、女性の方は必ず夜に一度駅から物件まで歩いてみてください。
【商店街があるから明るくて安心のはず】と思っても、
アナタが帰宅する時間には店は閉店し、真っ暗かもしれません。
少し遠回りしてでも明るい道がないかなど、
事前に確認することを強くオススメします。
さいごに
まだまだポイントはたくさんあるのですが、細かいところまでチェックばっかりしていると、
引っ越すのに疑心暗鬼になってしまいます。
営業マンによってチェックするポイントがあると思うので、
この10ヶ所のポイント以外にも気になることがあったら、
営業マンにどんどん質問しましょう。
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