【実録】マレーシアでの部屋さがしとその実体…
マレーシアの部屋さがしは日本とだいぶ違います。
ここでは内見をしてきた部屋の紹介というよりは、マレーシアでの部屋さがしの方法と、
実際のマレーシアの住環境のクオリティをお伝えします。
総合仲介ではない
日本では基本的にどの不動産屋へ行っても、紹介してもらえる部屋はほぼ同じです。
しかしマレーシアでは各不動産屋によって扱っている物件が異なります。
不動産屋がオーナーと直接繋がっているのです。
入居後もオーナーと直接やりとりをするか、不動産屋が間に入ってやりとりをするため、
不動産屋と管理会社が兼業になっているイメージです。
かなり合理的でわかりやすい仕組みですね。
内見を希望した際も不動産屋へは呼ばれず物件に直接集合。
ロビーで待ち合わせをして、挨拶も早々にすぐ部屋を見せてくれました。
単身用の部屋を内見
今回は築一年以内の新築のマンションを内見してきました。
こちらではマンションのことをコンドミニアムと呼びます。
今回内見に行ってきた物件はこちら。
Bangser(バウンサー)というエリアで、KLCCという繁華街から数駅ほどの好立地です。
KLCCは東京でいう渋谷、新宿エリアなので、そこから数駅程度ですからなかなかの好立地ですね。
Bangserはどちらかというと欧米人が多く住むエリアで、
このコンドミニアムから歩いて数分のところに、飲み屋街やショッピングモールもあります。
生活する上では十分過ぎるほどの住環境です。
エントランスには噴水とソファー、タクシー(grab)を乗り付けるスペースもついており、
建物の1階脇にはカフェも完備しています。
ロビー内の写真は撮れませんでしたが、
もちろんオートロック付きで、ロビーにはソファーとコンシェルジュがいます。
28階建てということもあり、エレベーターは4機ついてました。
家具家電付きは当たりまえ
今回内見した間取りはスタジオタイプ(ワンルーム)の部屋。
部屋によって異なるようですが、築浅のコンドミニアムには基本的に家具家電は全てついており、
手ぶらで引っ越しができます。
使用具合によってはオーナーに新品に取り替えるよう交渉するのも簡単とのことです。
今回内見した部屋は全て家具家電付きでした。
(クイーンサイズベッド、ソファー、ダイニングテーブル、書斎机、TV、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、浄水器)
基本的にマレーシアの物件は浴槽はついていません。
トイレとシャワールームと洗面台は同じ空間で、ガラスの扉などで区切られています。
残念ながらマレーシアではまだウォシュレット付きのトイレは見たことありません…。
まだ居住中の部屋も内見できます(されます)
マレーシアでは基本的に賃貸マンションは分譲のようで、部屋によってオーナーが異なります。
今回同じ物件の中で4部屋ほど内見させてもらったのですが、
全て内装や付いている設備のグレードが違いました。
一番驚いたのは、退去申請が出ている部屋は、まだ居住中の部屋も内見ができるのです!!
オーナーさんがご丁寧にどんな人が今住んでいるか説明してくれましたw
ちなみに内見した部屋はフィンランド人の女性の一人暮らしとのことで、
不在なのにズカズカ入っていき、事細かに部屋を見せてくれました。
オーナーさんはクローゼットや冷蔵庫をガンガン開けるし…
ムフフ…なものもチラホラ見え隠れしておりましたw
その娘の写真がなかったのが残念…
この国ではまだプライバシーなんて言葉は存在しないみたいです。
実際借りた場合、退去するときは同じ目に合うということは覚悟しておきましょう。
私の友人は『退去前に自分の部屋を内見されるのはもう慣れた』と言っていましたw
共有部分も超豪華
築浅コンドミニアムには共有スペースにも見所がたくさんあります。
低層階には共有スペースとして、運動できる設備が完備されていることが多いです。
今回の物件にはプール、ジム、多目的ルーム、プレイルーム、屋上庭園がついており、
入居者は自由に使うことができるようになっていました。
驚きの初期費用
マレーシアでは賃貸契約を結ぶとき、日本のように色々な名目での費用はかかりません。
全部込みで家賃の2.5ヵ月分のデポジット(敷金)を支払えば借りることができます。
仲介手数料も不要!
仕組みとしては全ての物件がオーナーから1ヵ月分の広告料(AD)が支払われるため、
お客さんから手数料を取ることはしないそうです。
私は不動産屋ですが日本も早くそうなればいいのに…と思います。
外国人が部屋を借りるのも全然難しくないみたいです。
連帯保証人などは不要で、場合によってはパスポートを見せなくても借りれたなんて話も…。
果たしてこの好立地で高設備のお家賃は…
これだけ立地が良く、築浅で、部屋の家具家電が揃っていて、共有スペースも充実なこちらのお部屋ですが、
気になるお家賃は…
2500RM(67,340円)2018.08.18現在
アナタはまだ日本で消耗しますか?
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