部屋を借りるときには契約金として、まとまったお金がかかります。
契約金の目安は家賃の4〜5倍と言われています。
なるべく安く済ませるために、仲介手数料の交渉の仕方をお教えします。
※この方法は確実に仲介手数料を安くすることを保証するわけではありません
※最後まで読んで交渉術を使うか判断して下さい
※万が一トラブルが起きた場合、一切の責任は追いかねますのでご了承ください
他の不動産屋を比較に出せ!
不動産屋の立場から考えてみましょう。
不動産屋は契約が締結しないと1円にもなりません。
希望の条件で部屋を探し、内見に行き、申し込みを入れ、
審査が通り、契約が締結して、初めてお金になります。
契約が締結しないと仲介手数料の請求はできないのです。
不動産屋が一番イヤなのは、
内見までして他の不動産屋へ行かれてしまうことです。
そこを逆に駆け引きで出してみましょう。
どの不動産屋でも同じ物件が紹介できることを利用する
内見をして気に入った部屋があるとします。
その部屋は内見したA社だけでなく、B社やC社でも仲介ができる可能性が非常に高いです。
(専任の場合を除く)
もちろんA社は契約締結後に仲介手数料を1ヵ月分(満額)請求しようとします。
ここは駆け引きになってしまうのですが、内見後に
「B社は仲介手数料がどんな物件でも0.5ヵ月分でいいって言われたのですが、
こちらはそのような割引はやっていますか?(ウソ)」と聞いてみてください。
『じゃあうちも0.5ヵ月分でいいですよ』と言われれば話ははやいのですが、
不動産屋もそう簡単に交渉には応じてくれないと思います。
なにかしらの理由で他社を悪く見せたり、
早く申し込みを入れないと他から申し込みが入ってしまいますよと、
その場で申し込みを取ろうと焦らせてきます。
本当に他から申し込みが入ってしまうことももちろんあるのですが、
一度、「B社とも検討します」「C社に確認してみます」と
他社と比較していることをアピールしてみましょう。
それでも割引に対応してもらえない場合は、
実際に他社へ行ってみてもよいと思います。
物件資料を持ってB社へ行き、
「すでに内見しているのですが、仲介手数料を安くしてくれるところで申し込みをしようと検討している」と伝えれば、
B社は内見に行く工数が減るので、こころよく割引してくれる可能性が高いです。
電機屋で家電を値切るようなイメージ
電機屋は「他社より1円でも高い場合は言ってください」と宣伝していることが多いです。
他社で買われて1円の売り上げにもならないようであれば、
割引してでも売りたいということです。
不動産屋も同じように「他社に行かれるようであれば、割引してでも弊社で」という考えがあります。
注意点
申込手続き後に上記の方法で仲介手数料の交渉をすることは、ほぼ100%できません。
必ず内見をしてから、申し込み手続きをする前に交渉してみてください。
最後に
場合によっては「ここまでやってくれたけど安いとこで申し込みします」ということですので、
不動産屋側から見るとめちゃくちゃ感じは悪いです…。
タイミングを間違えるとトラブルになる可能性がありますので、
あくまでも自己判断でお願いします。
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